カベノコブログ

自分の考えや知識を独断と偏見で書いていこうと思い、ブログを開始。某家電量販店で働いた後に、現在はIT業界に転職。

ニコニコ動画は終わったコンテンツなのか?ニコニコ動画のムーブメントを再度起こす為にするべき事

2000年代初頭のニコニコ動画といえば個人動画投稿サイトとしてのYoutubeにも対等に渡り合えるような大人気サイトだった。

しかしながら、そんなニコニコ動画も今じゃ見る影もない程に人気がなくなり、個人動画投稿サイトにおいてはYoutubeのほぼ一強状態。

しかし、なんでユーザーはニコニコ動画から離れて行ったのだろう?

そんな事についての記事です。

 

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ニコニコ動画とは?

2006年頃からサービス開始をした動画共有サイトで、当時はYoutubeに並ぶ人気でした。

特に、Youtubeとの大きな違いとして動画再生中に視聴者が書いたコメントが流れてくるという今までになかった画期的なシステムが大きな人気の要因にも一つとしてあります。

ちなみにVoaloid、TAS、空耳動画なんかもこの動画サイトがきっかけで人気がでましたね。

 

なぜニコニコ動画の人気は衰退をしていったのか?

youtu.be

当時人気だったニコニコ動画はその後に動画サービスだけではなく、ニコニコ生放送という動画生配信のサービスを始めた事によって、更に人気拍車をかけていきました。

ここから「神聖かまってちゃん」なんかもデビューに繋がったと思う。

だけど、Youtubeの人気はここから差がついてきまして。

当時の事を改めて推察すると、このニコニコ動画のユーザーのユーザーが離れていった原因として挙げられるのが

  • 会員限定サービス制限
  • 動画収益においてのデメリット
  • ユーザーのマイノリティ化

という所にあると思うんですよね。

Youtubeは会員登録する事なく、誰でもすぐに視聴する事ができます。

加えて当時は動画の再生数が伸びればそのまま動画投稿者の収益に繋がるという素晴らしいシステム。

それに対してニコニコ動画もクリエイターズ奨励プログラムという投稿者に収益が還元されるシステムを導入しましたが、会員限定サービスというデメリットがまた影響します。

視聴者からすると動画を観るためだけの動画サイトに会員登録するという方は少ないと思います。

普通に考えて、会員限定の動画サイトで動画を投稿するよりオープンな動画サイトで投稿した方が多くの人に目を向けられるのか明らかです。

そして動画投稿者はYoutubeへと流れていくわけですが、これによりニコニコ動画の動画クオリティが明らかに下がります。

動画クオリティが下がる→視聴者離れる→動画投稿もYoutube等の別サービスへ移行→クオリティ下がる

 

すっごい負の連鎖。

 

この負のルーティンはどうしたら抜け出せるんだい…。

加えていうと、この会員限定サービスにより面白い動画のシェアがし辛い。

例えば、ニコニコ動画で面白い動画を見つけてTwitterなんかでシェアしよう‼︎なんて思っても再生できるのは会員のみ。

うん、わざわざそのおもしろいのかわからない一本の動画を観る為に登録する人はいないだろう。

ちなみに、この負のルーティンとニコニコ動画改定で動画に流れるコメントの保存数が減った事でコメント数も激減。

それによってコメントの質も下がり、私が好きだった空耳の動画や洋楽に歌詞と和訳が同時に流れるという動画も少なくなっていきました。

悲しいね。

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↑こんな感じで洋楽に歌詞と和訳が載っていた。

 

さて、そんな感じでもニコニコ動画はサービスと利用ユーザーは共に生きていきます。

だけどこの負の連鎖をする事によって残ったのは昔から愛着を使っていたユーザーが残るのです。

これがユーザーのマイノリティ化。

結果として人気の動画というのは一般的には受け辛いマイノリティ向けの動画増えてくる。これについてはそっちの方が良いなんていうユーザーも多いかもしれないですが、以前は明らかなメジャーであった会社としては、強制的に会社規模を縮小に向かう一途が見えるのですが…。

 

それでもニコニコ生放送があるじゃないか

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そう思った瞬間もありました。うん。

だけど、そんなドワンゴ唯一の財産を潰すかのように他の動画サービスたちも追従してきます。

Youtubeも生配信サービスを始めました。Twitterのツイキャスなるものを始めましたね。

各メリットを挙げるならば

  • Youtubeは会員登録なしで観れる
  • Twitterは元々SNSのサービスなので生配信以外でも交流を頻繁に持てるし、知り合いのユーザーの放送観たりといった内輪感も出す事ができる。
  • ニコニコ動画はコメントが流れる。だけど配信するには有料会員になる必要有り

うん。なんも言えねえ。

 

動画サイトとしての改善を表すはずだったニコニコ動画発表会

そんな低迷の一途を辿るニコニコ動画ですが、2017年の11月の発表会においてサービスの大幅な改善が発表されるだろうと利用ユーザーから予測されていました。

主にユーザーとしての要望が多かったのが

  • 動画の画質
  • スマホ視聴におけるサービス向上
  • 動画再生などの動作の軽量化(動作が重い)

といったものなのですが

発表された内容は

  • ミニゲーム
  • クイズゲーム

といったもの。

これによりユーザー大憤慨。大炎上‼︎

と言いたい所ですが、そんな凄い炎上も起きてないと思います。多分ユーザーが素直に離れていったのだと思う。

しかしながら、さすがにその反応をみて運営会社のドワンゴもまずいと思ったのか、

後に来年1月には画質向上の対応をすると発表。

遅すぎるよ…。

 

ニコニコ動画は何処を改善するべきなのか

じゃあ、ニコニコ動画再度多くのユーザーから使用されるようにはどうしたら良いのか。

私が思うに

  • 会員制の排除(動画シェアがしやすい)
  • 無料での生配信を可能にする(配信者の増加を促す)
  • 動画再生の高画質化(アニメーション等の高画質を重要とする需要増加)
  • 再生時に流れるコメントの保存量を増やす(一度の動画でのプラスαの面白さ、情報が増える)
  • スマホのUI変更(とりあえず、操作し辛い。なんとかしてくれ)

これらを改善すればユーザーは戻って来るのはないでしょうか?

しかしこの記事で不満をタラタラ書いてしまいましたが、現在のニコニコ動画でも将棋が人気になったり、政治関連の生配信を行っていたりと面白い部分はあると思います。

ニコニコ超会議なんかも結構人気みたいですよ。

というかこうやって思うと、ニコニコ動画って年齢が高い人達に焦点を置いているのかな?

まあ、それこそドワンゴに勤める人達のみこそ知る部分ですね。

とにかく、あの時のほとんどの人が見ていた動画サイトに戻って欲しいと思うのでした。

 

それでは。